群馬県高崎市倉渕町権田には東善寺というお寺があります。KRBC Fishing and Campingからは車で数分のところです。
ここは幕末の幕府側の偉人の一人「小栗上野介忠順」縁のお寺で、歴史、特に幕末の歴史に興味がある方にとっては萌える(笑)資料や品が多く展示されています。
実はこの投稿、昨年4月25日に8割がた書き終えていたのですが、なぁなぁに放置してしまっていました。が、2027年のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」で小栗忠順(小栗上野介)が描かれると聞き、急ぎ便乗アップすることに(笑)
東善寺
東善寺は1633年(寛永10年)に開山された曹洞宗のお寺です。
ただ、境内には江戸以前の石造なども認められるため、それ以前よりも前から存在していた可能性もあるようです。
1704年に小栗家が当地に所領を与えられたことから、小栗政信が中興し、以来小栗家縁のお寺として、倉渕のシンボルとして存在してきました。
それほど大きなお寺ではありませんが、大量にある小栗忠順関連資料などを読んだりしていると、2時間では足りないくらいのボリュームがあります。

枝垂れ桜など、四季折々の花も見どころです。

また、境内にはちょっとした散歩ができる環境があります。ただ、山の斜面に建っているので、油断すると少しだけ疲れます(^^;


革靴で入ってちょっと後悔しました(^^;
この他にも大河ドラマの主人公「小栗上野介忠順」のお墓や、縁の品々が保管された資料館、またお寺建物内にも関連資料や解説が大量にあったりしますが、それらはぜひ直接足を運んで観て頂けたらと思います。
小栗上野介忠順
小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)は幕末期の武士(幕臣)です。
幕末と言えば勝海舟や坂本龍馬などが有名で、正直自分も小栗忠順については「聞いたことあるな」くらいの認識でした。
ただ、東善寺の資料を読んでみますと、相当に優秀で、他の幕末の偉人たちに勝るとも劣らない方であったことがわかります。
内容も皆様には足を運んで観て頂きたいのもあり、また大河ドラマのネタバレにもなってしまうかもしれないので、詳細は省きますが、以下のような業績(多いので一部記載)があります。
・日米修好通商条約批准のため、遣米使節団として渡米、地球を一周して帰国。
・洋式軍隊の整備。
・横須賀製鉄所、造船所の建設。
・アメリカ政府との通貨交渉。
・日本初のフランス語学校設立。
・日本初の株式会社「兵庫商社」設立。本格的な洋ホテル「築地ホテル」の建設。
などなど、明治期の日本発展の基礎を作った人物であることがわかります。大隈重信にして「明治政府の近代化政策は小栗忠順の模倣にすぎない」と言わしめています。
東郷平八郎も「日本海海戦でロシア艦隊を破ることができたのは小栗さんが横須賀造船所を造っておいてくれたおかげ」と言い残しています。
また、変化球的エピソードとして、徳川埋蔵金(むろんその有無については不明)に関わったとも言われているんですよね(笑)。
このような人物を学びに、または大河ドラマの予習に、東善寺を訪ねてみてはいかがでしょうか!?
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