今日のKRBC Fishing and Campingはとても良い天気でしたが、釣りのお客様、キャンプのお客様が0で、下見と見学のお客様が5組という、奇妙な一日でした。もちろん次に繋がりそうなお客様ばかりで、とても有意義だったのですけれどね。
ただ、なんとなくモヤモヤな気分ではあったのですが、それを遥か彼方に吹き飛ばすとても良いことが起こったのです!
あのプロジェクトが前倒しで!?
そのプロジェクトとは「ホタルを呼ぼうプロジェクト」です。
以前の記事で上げたことがありましたし、またきちんと記事で書きたいと思いますが、このプロジェクトは今年は準備、来年試し、再来年本格始動の長期戦を考えていたんです。
ホタルを観ながらキャンプをする。お酒を飲みながらホタルを観る。そんなことができたら良いなと思っていました。
実はPond 3にはゲンジボタルの主食となる貝「カワニナ」がたくさんいます。ただ、周辺の沢にはカワニナが見当たらないのです。そこで施設オープン前からカワニナを捕まえては沢に放流して、ホタルの幼虫が育つ環境を整えてきました。
さらに実を言いますと、KRBCの約800 mほど下流にホタルが湧くという場所があることを聞いていました。ゲンジかヘイケかは不明でしたが、ゲンジであることを期待して(笑)。
なぜ2年計画だったかと言いますと、ゲンジボタルのメスは産卵する時、良く沢沿いに上流へ移動することが知られています。おおよそ200 m~500 m程度(長いものだと2 km程度の記録もあるそうですが)とのことだったので、KRBCに到達するのに1~2年掛かると考え、その間に環境を整えようと思っていたのです。
今日何が起こったのか?
そして今日もPond 3からカワニナを捕まえ、沢に放流しようとしていたところ…。なんとそのPond 3 で見つけてしまったのです。
カワニナを食べるゲンジボタルの幼虫を!!
通常この時期は既に岸に上がり、蛹になって羽化を待つ状態です。幼虫でカワニナを食べているということは、この幼虫は今年の上陸を諦め、2(~3)年かけて上陸することを決めた個体であると言って良いでしょう。
ゲンジボタルではこのような幼虫が少ないながらも存在することが知られています。
そんな幼虫をピンポイントで見つけることができたということは、それなりの数の幼虫が存在しており、上陸していることが想像できますよね!?
そうです。ホタルを呼ぼうプロジェクトが既に2年目、または3年目の状態である可能性があるのです。
ホタルナイトキャンプについて
今後次第ですが、ある程度の数の成虫が羽化して光るようであれば、再来年に検討していた「ホタルナイトキャンプ」を今シーズン計画したいと思います。
状況確認した後ですが、開催できそうであれば、また詳細を改めてご報告したいと思います(^ ^)b
ご興味ある方は、続報お待ちくださいね!
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